テレビ東京の人気番組「YOUは何しに日本へ?」に登場して話題となった世界三位のイタリア人ピザ職人。
この方本当に超有名なピザ職人なんですが…。

正直こんなすごい人がでるなんて!
って驚いちゃいました!!
ここではそんな「YOUは何しに日本へ?」に出演していた世界三位のイタリア人ピザ職人さんについて詳しく紹介していきたいと思います。
プロフィールや経歴、経営する店舗はどこにあるのか?
これらについてwiki風にまとめてみましたのでご覧ください。
【YOUは何しに日本へ】世界三位ピザ職人イタリア人は何者?
では世界三位ピザ職人イタリア人が何者なのか詳しく見ていきましょう。
「YOUは何しに日本へ?」で紹介されたこちらの世界三位のピザ職人は、イタリア出身のダニエレ・カーソン(Daniele Carbone)さんです。

ダニエレさんは、マンダリン オリエンタル 東京にある「ピッツァバー on 38th」のエグゼクティブシェフを務める人物です。
2024年に権威あるピッツェリア専門ガイド『50 Top Pizza』が発表した『50 Top Pizza World 2024』で、彼のレストランが世界3位に選ばれました。
さらに『50 Top Pizza Asia – Pacific』では、2023年から2025年まで3年連続で1位を獲得しています。
わずか8席のみという世界で最も小さいピッツェリアの一つでありながら、世界的な評価を受けているのです。
それではダニエレ・カーソンさんのプロフィールや経歴について、さらに詳しく紹介していきます。
ダニエレ・カーソンのwikiプロフィール経歴
次にダニエレ・カーソンさんのプロフィールや経歴について紹介していきます。
こちら一覧にまとめてみましたのでご覧ください。
【プロフィール】
・名前:ダニエレ・カーソン(Daniele Carbone)
・生年月日:1979年
・年齢:45歳前後(2025年現在)
・出身地:イタリア・ローマ
・職業:ピッツァイオーロ(ピザ職人)、総料理長
・現在の勤務地:マンダリン オリエンタル 東京
【経歴・実績】
(ホテル学校卒業後)
・ローマの5つ星ホテルで料理人としてのキャリアをスタート
・数年で副料理長に昇格
(三つ星レストラン時代)
・ローマの名店『ラ・ペルゴラ』に入店
・イタリア料理界の巨匠ハインツ・ベックさんに師事
・同店のミシュラン三つ星昇格に貢献
(ロンドン時代)
・ロンドンのフランス料理店『Clerkenwell(クラーケンウェル)』で修業
・最終的に料理長を務める
・ファインダイニングの世界を学ぶ
(独立)
・ローマに戻り自身のイタリアン『イル ティーノ』をオープン
・ミシュランの星を獲得
(グローバル展開)
・2000年代:エジプトのカイロ「フォーシーズンズ ホテル」
・タイのバンコク「フォーシーズンズ ホテル」で活躍
<2013年>
・「マンダリン オリエンタル 東京」副総料理長として来日
<2014年>
・『ピッツァバー on 38th』の開業に尽力
<2016年>
・総料理長に就任 ・全料飲施設のシェフチームを統括
<2022年>
・「Pizza Maker of the Year 2022 – Peroni Award」受賞
<2023年>
・『50 Top Pizza Asia – Pacific 2023』で1位を獲得
<2024年>
・『50 Top Pizza Asia – Pacific 2024』で2年連続1位を獲得
・『50 Top Pizza World 2024』で世界3位にランクイン
<2025年>
・『50 Top Pizza Asia – Pacific 2025』で3年連続トップに輝く
ダニエレ・カーソンさんは1979年にイタリアの首都ローマで生まれました。
父親が料理好きで、人が集まる時にはみんなに料理を振る舞っていたそうです。
子どもの頃からそんな父の姿を見ていたダニエレさんは、自然と料理の世界に魅力を感じるようになりました。
当初は甘いものが好きだったため、お菓子づくりに夢中になっていたというエピソードも。
メレンゲのように手間のかかるお菓子作りのプロセスにも魅力を感じていたといいます。
イタリアの三つ星レストランで修業を積み、ロンドンでファインダイニングの世界を学び、そして世界各国のホテルで経験を積んできました。
日本に来てからは「ピッツァをガストロノミーとして昇華させる」という新しい挑戦に取り組んでいます。
このように世界的な舞台で活躍してきたダニエレ・カーソンさんですが、彼の魅力は経歴だけではありません。
次に、多くの人たちとの繋がりから生まれる創造力について見ていきましょう。
ダニエレ・カーソンの人との繋がりから生まれる創造力
ダニエレさんが世界的な評価を得ている理由の一つに、人との繋がりを大切にする姿勢があります。
東京に来てまず取り組んだのは、寿司や割烹、懐石といった日本料理を食べることでした。
寿司職人が酢飯を季節の寿司ダネに合わせて調合する姿からヒントを得て、自身の生地づくりに繋げたといいます。
また日本料理の料理人、天ぷら職人、札幌『すし宮川』の宮川政明さんなど、多くの日本の職人たちから学びを得ています。
【ダニエレさんが学んだこと】
・季節の食材を用いた料理
・山菜と油脂の組み合わせの妙
・日本の繊細な季節感の表現
「私ひとりでは発想できませんでした」と語るダニエレさん。
多くの人との繋がりがあったからこそ創造力を養うことができたと言います。
「マンダリン オリエンタル 東京」では、アートと料理を融合する
『タパス モラキュラーバー』の牛窪健人さんや、香港人が「香港よりおいしい」と賞賛する広東料理『センス』の中間利幸さんなど
個性豊かなシェフたちをまとめています。
それぞれのシェフの多様性を「食の殿堂」としての強みと捉え、彼らを信頼してクリエーションは任せているそうです。
さらに「第10回全日本最優秀ソムリエコンクール」で優勝した日本一のソムリエ、野坂昭彦さん率いるソムリエチームとも協力しています。
2024年7月には野坂さんが中心となって開発したプライベートブランドの赤ワイン「Mandarin Oriental, Tokyo 2020 Hayabusa」をリリース。
日本固有種の黒ぶどう「マスカット・ベーリーA」を100%使った、日本人による・日本のぶどうの・日本のワインです。

このように人との繋がりを大切にし
そこから新しいアイデアを生み出していくのが
ダニエレさんのスタイルなのです。
世界三位ピザ職人ダニエレ・カーソンの経営する店舗はどこ?
次に、多くの方が気になるダニエレ・カーソンさんが経営する店舗について見ていきましょう。
ダニエレ・カーソンさんが手がける『ピッツァバー on 38th』は、マンダリン オリエンタル 東京の38階にあります。

・店名:ピッツァバー on 38th
・場所:マンダリン オリエンタル 東京 38階
・住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1

・席数:わずか8席のみのカウンター
・予約:完全予約制
・特徴:世界で最も小さいピッツェリアの一つ
【店舗のこだわりポイント】
・目の前でピザが焼き上がる臨場感
・日本の旬の食材を使用
・48時間の長時間発酵生地
・イタリア産オーガニック小麦とライ麦5種類をブレンド
・世界初の「ピッツアオマカセ」システムを採用
『ピッツァバー on 38th』の最大の特徴は、わずか8席だけのカウンター席という空間です。
ピザ窯を取り囲む8席のカウンターで、目の前で焼き上がるピザを楽しむことができます。
2023年2月の改装では、椅子はより座り心地のよいものに変更されました。
38階からは東京らしい眺望を楽しむことができ、特に夜景は圧巻です。
また、最大の特徴は世界初ともいえるピザのお任せメニューである「ピッツアオマカセ」であるとも言えます。
次はそのことについて詳しく紹介致します。
ピッツァ オマカセについて
『ピッツァバー on 38th』で提供される「ピッツァ オマカセ」は、寿司や日本料理のおまかせスタイルにインスピレーションを得た、世界初のスタイルです。
ランチではアラカルトを提供していますが、ディナーでは前菜にはじまり
目の前で焼き上がる8種類のピザを1スライスずつ召し上がっていただき、最後のデザートまで含めたコース仕立てとなっています。
ピザには日本の旬の食材を使い、四季折々の味を楽しむことができるのが特徴です。
・春:山菜のピッツァ
・夏:ズッキーニとパンチェッタ
・初夏:収穫したての甘いグリーンピースのピザ
一流の寿司店や日本料理店と同様に、最初に食材がプレゼンテーションされるのも「食体験」を盛り上げてくれます。
ダニエレさんがつくるのは、イタリア産のオーガニックの小麦とライ麦など
計5種類の粉をブレンドして、80%の高加水、48時間の長時間発酵でさっくりふわふわに仕上げた2種類の生地です。
ライ麦が多めの軽やかな「レジェーロ」はトマトベースに
ライ麦が少なめでより小麦の風味が豊かな「サポリート」はチーズベースに、とソースに合わせて使い分けています。

従来のピザと比べて、水分が多くもっちりとした生地は
赤ちゃんのほっぺのようなやわらかさだといいます。
世界的な評価を受ける店舗『ピッツァバー on 38th』
『ピッツァバー on 38th』は開業以来、世界的な評価を受け続けています。
イタリア発のピッツェリア専門ガイド『50 Top Pizza』のアジア・太平洋部門で3年連続1位を獲得。
そして2024年には世界版『50 Top Pizza World 2024』で世界3位にランクインしました。
主な受賞歴について一覧にまとめてみましたのでご覧ください。
【2023年】
『50 Top Pizza Asia – Pacific 2023』1位
【2024年】
『50 Top Pizza Asia – Pacific 2024』2年連続1位
『50 Top Pizza World 2024』世界3位
【2025年】
『50 Top Pizza Asia – Pacific 2025』3年連続1位
これまで「カジュアルなコンフォートフード」というイメージだったピザを
「それを食べるために飛行機に乗る」価値のあるハイエンドな存在へと変えたのが、このダニエレさんの『ピッツァバー on 38th』なのです。
予約は非常に取りづらいことでも知られていますが
ランチタイムにはアイテム数を少し絞って提供時間を短くしたランチ用「ピッツァ オマカセ」の提供も始まりました。

世界的な評価を受ける極上のピザを
ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
世界展開を広げるダニエレさんのピッツア
ダニエレさんの「ピッツァ オマカセ」のコンセプトは、日本を飛び出して世界に広がっています。
2023年夏には、ギリシャの『マンダリン オリエンタル コスタナヴァリノ』内に『Pizza Sapienza(ピッツァ・サピエンサ)』というレストランがオープンしました。
このレストランのオープニングの手伝いやコンサルティング業務もダニエレさんが担当しています。
東京と同じく、ランチはアラカルト、ディナーはおまかせというスタイルです。
・地中海の食材を活用
・東京で培ったピッツァ オマカセのスタイル
・現地のシェフへの技術指導
また2023年2月には、姉妹ホテルの「ザ ランドマーク マンダリン オリエンタル 香港」でポップアップイベントを開催しました。
ミシュラン二つ星の『AMBER(アンバー)』のプライベートダイニングルームをピザカウンターに改装して2週間営業したところ、初日から満席で大好評。
12日間の営業期間中に700名ものゲストがウェイティングリストに登録され、数日間の延長が決まったほどです。

このように「ピッツァ オマカセ」のコンセプトは
世界中で評価されているのです。
【YOUは何しに日本へ】世界三位ピザ職人イタリア人についてまとめ
ここまで「YOUは何しに日本へ?」に登場した世界三位ピザ職人イタリア人、ダニエレ・カーソンさんについて紹介してきました。
プロフィールや経歴についてwiki風に一覧にまとめたものがこちらとなります。
【プロフィール】
・名前:ダニエレ・カーソン(Daniele Carbone)
・年齢:45歳前後(1979年生まれ)
・出身地:イタリア・ローマ
・職業:ピッツァイオーロ、総料理長
・現在の勤務地:マンダリン オリエンタル 東京
・経営店舗:ピッツァバー on 38th(東京・日本橋)
・特徴:世界初の「ピッツァ オマカセ」スタイルを確立
【経歴・実績】
(ホテル学校卒業後)
・ローマの5つ星ホテルで料理人としてのキャリアをスタート
・数年で副料理長に昇格
(三つ星レストラン時代)
・ローマの名店『ラ・ペルゴラ』に入店
・イタリア料理界の巨匠ハインツ・ベックさんに師事
・同店のミシュラン三つ星昇格に貢献
(ロンドン時代)
・ロンドンのフランス料理店『Clerkenwell(クラーケンウェル)』で修業
・最終的に料理長を務める
・ファインダイニングの世界を学ぶ
(独立)
・ローマに戻り自身のイタリアン『イル ティーノ』をオープン
・ミシュランの星を獲得
(グローバル展開)
・2000年代:エジプトのカイロ「フォーシーズンズ ホテル」
・タイのバンコク「フォーシーズンズ ホテル」で活躍
<2013年>
・「マンダリン オリエンタル 東京」副総料理長として来日
<2014年>
・『ピッツァバー on 38th』の開業に尽力
<2016年>
・総料理長に就任 ・全料飲施設のシェフチームを統括
<2022年>
・「Pizza Maker of the Year 2022 – Peroni Award」受賞
<2023年>
・『50 Top Pizza Asia – Pacific 2023』で1位を獲得
<2024年>
・『50 Top Pizza Asia – Pacific 2024』で2年連続1位を獲得
・『50 Top Pizza World 2024』で世界3位にランクイン
<2025年>
・『50 Top Pizza Asia – Pacific 2025』で3年連続トップに輝く
ダニエレ・カーソンさんはイタリアの伝統的なピザ作りとファインダイニングの技術
そして日本の食文化への深い理解を融合させることで、唯一無二の「ガストロノミーなピッツァ」を生み出しました。
人との繋がりを大切にし、多くの職人や料理人から学び続ける姿勢が、彼のクリエイティビティの源となっています。
『ピッツァバー on 38th』は予約困難な人気店ですが、一度は訪れてみたい「美食の殿堂」の一つです。
今後もダニエレさんの挑戦は続きます。
アジア各国の著名なシェフとのコラボレーションなど、新しいプロジェクトも予定されているとのこと。
世界を驚かせ続けるダニエレ・カーソンさんの今後の活躍に、ますます期待が高まります。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
コメント