有名人気チェーンの商品をジャッジするという人気番組『ジョブチューン』
超一流料理人たちが厳しい目で評価する姿は、多くの視聴者の注目を集めています。
今回この番組の2025年10月18日放送に3年半ぶりにセブンイレブンが登場することが発表されました。
そこでここでは前回登場時の結果についてまとめてみました!
前回登場の日時や審査した一流料理人たちや評価結果やその内容について紹介致しますのでご覧ください。
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回出演したのはいつ?
ではまずは前回セブンイレブンが挑戦した放送回について紹介致します。
今回3年半ぶりに挑戦することが発表されているセブンイレブンですが前回出演したのは2022年4月23日(土)の放送回でした。
この回は「ジャッジ企画第58弾」として放送され、元日のコンビニ3社合同ジャッジに続く2022年2度目の参戦となりました。
当時、開発担当者が「絶対合格できる」と自信を持つイチ押しスイーツ10品を選出し、日本を代表する超一流スイーツ職人7名に挑む形式で行われました。
この放送から現在まで約3年半が経過しており、セブンイレブンのスイーツ開発力がどれだけ進化しているのか、今後の放送にも期待が高まります。

ではその他に当時の審査員のメンバーや
結果(合否やコメント)について順番に紹介していきます。
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回結果まとめ ①審査員
前回のジャッジを担当したのは、日本を代表する超一流パティシエ7名でした。
審査員の皆さんは以下の通りです。
・辻口博啓さん(モンサンクレール)
・鎧塚俊彦さん(Toshi Yoroizuka)
・柴田武さん(シェ・シバタ)
・土屋公二さん(テオブロマ)
・鈴木一夫さん(ウェスティンホテル東京)
・安食雄二さん(スイーツガーデン ユウジ アジキ)
・松田明さん(和菓子工房あん庵)
これらの審査員が7人全員合格を出せば満場一致で合格、4人以上であれば合格、3人以下であれば不合格という判定基準で審査が行われました。
洋菓子だけでなく和菓子の職人も審査員として参加しており、多角的な視点からの評価が特徴的でした。

皆さん一流のパティシエたちですよね!
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回結果まとめ ②合格・不合格一覧
次に、多くの方が気になるジョブチューンでのセブンイレブンの前回の合格・不合格結果を見ていきましょう。
セブンイレブンが選出したイチ押しスイーツTOP10の結果は以下の通りでした。
| 順位 | 商品名 | 結果 |
| 1位 | イタリア栗のモンブラン(345円) | 【不合格】 合格3:不合格4 |
| 2位 | 黒糖ロールケーキ (259円) | 【合格】 合格5:不合格2 |
| 3位 | ふわっとどら焼き (226円) | 【合格】 合格6:不合格1 |
| 4位 | 第4位:まるで完熟マンゴー(138円) | 【満場一致で合格】 合格7:不合格0 |
| 5位 | 第5位:みかんの牛乳寒天(203円) | 【合格】 合格6:不合格1 |
| 6位 | 第6位:焼きチョコシュークリーム(172円) | 【満場一致で合格】 合格7:不合格0 |
| 7位 | 第7位:宇治抹茶パフェ(324円) | 【不合格】 合格1:不合格6 |
| 8位 | 第とろーりみたらし団子(203円) | 【不合格】 合格2:不合格5 |
| 9位 | 第9位:ベイクドチーズケーキ(237円) | 【合格】 合格5:不合格2 |
| 10位 | 第10位:ワッフルコーンミルクバニラ(192円) | 【合格】 合格6:不合格1 |
最終結果:10品中7品合格(うち満場一致合格2品)
70%という高い合格率を達成し、特に「まるで完熟マンゴー」と「焼きチョコシュークリーム」は審査員全員から合格をもらう快挙を成し遂げました。

ではそれぞれの商品の評価の詳細について
紹介していきます
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回評価 ①ワッフルコーンミルクバニラ
第10位として登場したのは、累計約3億本を売り上げているロングセラー商品「ワッフルコーンミルクバニラ」でした。
判定結果:合格(合格6:不合格1)
192円という価格帯で提供されている点は評価されましたが、商品名の「バニラ」表記に対してバニラの風味が感じられないという指摘もありました。
(鎧塚俊彦)
・乳のコクは薄いが生クリームを濃厚にしなかったのはあえて良かった
(土屋公二)
・コーンがカリカリしていることがすごく大事で上手にコーティングされている
(辻口博啓)
・バニラというキーワードはすごく重要でバニラの要素が感じられない

私これ大好きだったので
合格してホッとしました…。
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回評価 ②ベイクドチーズケーキ
第9位は「ベイクドチーズケーキでした。
判定結果:合格(合格5:不合格2)
チーズの選定や下のクッキー生地の工夫は高く評価されましたが、生地の練り上げ工程での粉っぽさが改善点として指摘されました。
(土屋公二)
・甘さ・酸味・チーズ感・焼き加減
・全体のバランスがほぼ良かったが粉っぽさが気になる
・生地を練り上げる工程がとても大事
→あと何分か回し続けると粉っぽさが取れる
(鎧塚俊彦)
・この価格の中でチーズの乳感
・質感・濃厚さがすごく良かった
・クッキー生地も大麦を使用していて非常にコクがある
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回評価 ③とろーりみたらし団子
第8位として登場したのは「とろーりみたらし団子」でした。
判定結果:不合格(合格2:不合格5)
醤油の塩味が強すぎてスイーツとしてのバランスを欠いているという厳しい評価が目立ちました。
焦げ目がないことについても、アクセントとして苦味が入る焦げ目の必要性が指摘されました。
(柴田武)
・これはスイーツじゃなくつまみ
・醤油の塩味が強くのど乾くしこれ以上食べられない
(松田明)
・適度な焼き加減は必要だと思う
・そんなにツルツルしてなくて良い
・焦げ目はアクセントとして苦味が入るのである方が良い
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回評価 ④宇治抹茶パフェ
第7位は「あんこと茶だんごの宇治抹茶パフェ」でした。
判定結果:不合格(合格1:不合格6)
抹茶をたくさん使えば良いというわけではなく、食感のコントラストや各要素のバランスが重要であることが指摘されました。
特に寒天の硬さと水っぽさが抹茶の良さを消してしまっている点が厳しく評価されました。
(辻口博啓)
・抹茶の持つ良さを消している
・最後の寒天が水っぽい
・寒天のところに抹茶をプラス
・少し黒蜜の層を入れて甘みの物足りなさをカバーする
(柴田武)
・抹茶を乱用しているようなスイーツになっている
・食感が良くない(全体的に硬い)
・コントラストが悪い
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回評価 ⑤焼きチョコシュークリーム
第6位として登場したのは「焼きチョコシュー」で、前回ジャッジで満場一致合格を獲得した商品のひとつです。
判定結果:満場一致で合格(合格7:不合格0)
タピオカでんぷんを使った食感の工夫が非常に高く評価され、個人店の技法を2万店舗に展開した点も絶賛されました。
審査員全員が「もう一個食べられそう」と感じる完成度の高さでした。
(辻口博啓)
・すごく美味しかった
・タピオカでんぷんの使い方がいい
・個人店の技法を2万店舗でやったのが凄い
・クリームとのバランスが非常に良い
・もう一個食べられそうな商品に仕上がっていた
(柴田武)
・本当にユーモアのあるスイーツで素晴らしい商品
・食感がとてもいい
・たくさんの人に食べてもらいたい
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回評価 ⑥みかんの牛乳寒天
第5位は「北海道産牛乳使用 みかんの牛乳寒天」で、つるんとしたのど越しで長年ファンに愛されてきたスイーツです。
判定結果:合格(合格6:不合格1)
わずか0.8%の砂糖削減という微調整が功を奏し、3度目の挑戦で念願の合格を獲得しました。
前回不合格を出した辻口さんが「明日から食べられるなんて嬉しい」とコメントするほどの改善が認められました。
(柴田武)
・一口目から「あっ!違うな」と思った
・相当微妙なところでの試作を繰り返したと思う
・つるっと全部食べられて食後のデザート
・お客さまの声を大切にしてきたのがすごく今回伝わった
(辻口博啓)
・牛乳の美味しさが出た
・牛乳の美味しさについて考えたなと
・前回不合格を出した責任からそれ以来この商品を買ってない
・明日からまた食べられるなんて嬉しい
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回評価 ⑦まるで完熟マンゴー
第4位は「セブンプレミアム まるで完熟マンゴー」で、もうひとつの満場一致合格商品です。
判定結果:満場一致で合格(合格7:不合格0)
138円という価格でありながら2種類のマンゴーを使い分ける技術力が高く評価されました。
酸味のバランスや後味まで計算された完成度の高さに審査員全員が脱帽しました。
(柴田武)
・完璧マンゴーだった
・フルーツは香りも大切だがやっぱり酸味が大切
・酸味の使い方が非常に良くてマンゴーを食べてるイメージに変わってくる
(鎧塚俊彦)
・僕はアップルマンゴーだけでも合格出した
・マンゴーの2層の発想はすごいこだわり
・奇をてらったわけでもなく計算でやったのが凄い
・素晴らしい商品
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回評価 ⑧ふわっとどら焼き
第3位として登場したのは「ふわっとどら つぶあん&ホイップ」でした。
判定結果:合格(合格6:不合格1)
226円という価格に対するボリューム感が評価されましたが、粒あんへのこだわりをもっと強く出すべきという意見もありました。
(柴田武)
・かなり悩んだ
・もう少し(クリームの)乳味を強くしてコクをしっかりと出す
・あとは(あんこに)塩分を足してキレを良くする
・食べてるとなんとなく飽きちゃう感じがする
・ボリューム感とこの価格(226円)は納得
(鎧塚俊彦)
・まず開けて持ったときのしっとり感と重量感で旨さを確信
・期待を裏切らない美味しさ
・生クリームとあんのバランスもが良い
・生地もしっとりしてて素晴らしい商品
(松田明)
・粒あんって書いてる以上粒あんにこだわってほしい
・あんこに対してホイップと生地の部分がちょっと強い
・塩味の強いあんこを使うとバランスが良い
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回評価 ⑨黒糖ロールケーキ
第2位は「黒糖ロールケーキ」でした。
判定結果:合格(合格5:不合格2)
黒糖ソースをアクセントとして使った点が高く評価されましたが、生地の気泡構造に改善の余地があることが指摘されました。
(鎧塚俊彦)
・すべて黒糖を使って黒糖尽くし
・それがそれぞれの個性を上手く活かしている
・特に黒糖ソースのインパクトが強い
・宇治抹茶パフェのときにみんなが言いたかったのはそこ
・すべて抹茶だがどっちかというと平坦
・アクセントとして黒糖ソースがしっかりと利いてる
・素晴らしいロールケーキ
(鈴木一夫)
・砂糖を全部黒糖に変えるのは決して簡単ではない
・そこは相当大変だったんだろうなと思う
・相当努力されたのも分かる
(安食雄二)
・残念なのが生地
・食感のロス
・食べたときのちぎれ感などが気になる
・拡散の仕方が完璧な生地ではない
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回評価 ⑩イタリア栗のモンブラン
第1位として登場したのは「イタリア栗のモンブラン」でした。
判定結果:不合格(合格3:不合格4)
開発担当者イチ押し第1位でしたが、345円という価格に対して味の変化が少なく単調であることが指摘されました。
栗のフレーバーをもっと感じたいという期待の大きさが不合格につながりました。
(柴田武)
・栗のインパクトが弱い
・栗のフレーバーをもっと感じたい
・もっと良いものができるという期待を込めて不合格
(土屋公二)
・私は迷いもなく最初から不合格
・345円でこの味は私はないかなと思う
・クリームが多すぎる
・クリームは脂なので重い
・全然軽くない
・この金額(345円)を出したときに味の変化が欲しい
・単調になっている
・飽きちゃうような商品だなと思った
【ジョブチューン・セブンイレブン】前回結果についてまとめ
ここまで2022年4月23日放送のジョブチューンにおけるセブンイレブンスイーツジャッジについて紹介してきました。
前回の結果を一覧にまとめたものがこちらとなります。
・放送日:2022年4月23日(土)
・審査員:超一流パティシエ7名
・出品数:イチ押しスイーツ10品
・合格数:7品(合格率70%)
・満場一致合格:2品
・不合格:3品
前回のジャッジではセブンイレブンが10品中7品の合格を獲得し、70%という高い合格率を記録しました。
特に「まるで完熟マンゴー」と「焼きチョコシュークリーム」は審査員全員から合格をもらう満場一致合格という快挙を達成しています。
一方で開発担当者イチ押し第1位の「イタリア栗のモンブラン」が不合格となるなど、価格に見合った味の変化や食材の個性を活かすことの重要性も浮き彫りになりました。
また過去2回連続不合格だった「みかんの牛乳寒天」がわずか0.8%の砂糖削減という微調整でリベンジ成功を果たしたことは
お客様の声を大切にした商品開発の姿勢が評価されたと言えるでしょう。
あれから3年半が経過し、セブンイレブンのスイーツ開発力がどれだけ進化しているのか、今回の放送に大きな期待が寄せられています。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
今後もセブンイレブンの挑戦を応援していきましょう。


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